【ネパール大地震】カトマンズで建物が倒壊し、人が下敷きになる瞬間映像

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2015/05/01 15:22　2件 5188pv　

ネパールを震源とする大地震では、犠牲者が周辺国も含めて６３００人に上っているほか、屋外での避難生活が長引くなか、体調を崩したり、精神的なストレスを訴えたりする被災者も増えていて、医療支援を行き渡らせることが課題となっています。

ネパールで先月２５日に起きた大地震では、地方の山岳地帯などの被害の実態が明らかになるにつれ犠牲者の数が増え、これまでにネパールで６１９８人、インドや中国など周辺国で１０２人が死亡し、けが人は１万３０００人以上に上っています。

またネパールでは、およそ２８０万人が屋外のテントなどで避難生活を続けていて、体調を崩したり、精神的なストレスを訴えたりする被災者も増えています。このため現地の国立病院が首都カトマンズの避難場所となっている広場に精神科医を派遣し、カウンセリングなどを始めていて、被災者は夜眠れないといった悩みや息切れがするなどの体の不調を訴え、睡眠薬などを受け取っていました。

派遣された医師は、「かつてない規模の大災害が起きて、心のケアの必要性が高まっている。この問題は、さらに大きくなると思う」と話していました。
また、地方の山岳地帯などでは、数少ない病院も被害を受けていて、医療支援を行き渡らせることが課題となっています。

現地入りしている日本の国際緊急援助隊の医療チームや自衛隊も、１日から医療支援を本格化させることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150501/k10010066911000.html