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 【イギリス】ユーロカップの怨みか? 地下鉄のホームでポーランド人の若者が突き落とされる
0Lloranda★ 2017/02/06 04:26 11件 8516pv
地下鉄中央線ボンド街駅に仕掛けられた監視カメラの映像に悪質な傷害事件が残されていた。
黒いTシャツを身に着けプラットホームに立っているのが被害者のポーランド人、デイヴィッド・ピエトラジェク(21)である。
動画には突如として現れた男が被害者(ピエトラジェク)を乱暴に線路に突き落とした場面が映されている。
London Man Pushed Onto Train Tracks
男はロンドン西部クイーンズデイル・クレセント出身のクリストファー・コール(32)と特定されている。
加害者(コール)は事件後逃走を図ったが、地下鉄に張り巡らされた監視カメラに足取りが捉えられており、迅速な逮捕に至った。
2017年1月27日オールド・ベイリー中央刑事裁判所にて、加害者は深刻な傷害罪を犯したとして懲役10年を言い渡された。
被害者は事件の前、酔っ払った加害者が中央線の他の乗客に対して暴力を振るっていた際に加害者を取り押さえていたという経緯が裁判で明らかになっている。
被害者は地下鉄のホームから突き落とされたとき、電気のようなものが身体に走ったのを感じたと供述しており、おそらくスタンガンのような物を使ったと考えられる。
しかしながら被害者は事件当時ゴム製のブーツを履いていたため大事には至らず、電車が入駅する30秒前に辛うじて逃げることができた。
検察官ディアンナ・ヒアによれば、加害者は被害者をロシア人だと思ったと供述しており、2016年にフランスで行われたサッカーのユーロカップにおけるロシア人の振る舞いに立腹し、その腹いせに犯行を犯したと主張しているとのことである。
また、被害者が友人らと1人のイングランド人を笑いものにしていたことも気に入らなかったと述べたことを明かしている。
加害者はさらに、ロンドン東部レイタンストーンでポピーを身に着けた人物(※1)の刺傷事件、ロンドン連隊隊士リー・リグビー殺害事件(※2)やイギリスのEU離脱などについても言及したと検察官は述べている。
判事リチャード・ホーンは、被害者は一命を取り留めたものの、指の骨折および重度の打撲傷のため未だ仕事を含む日常生活に支障を及ぼしており、被告は被害者に対して経済的及び精神的な被害を与えたと判断した。
また、電撃を用いて被害者の身体を傷付け、その上線路に突き落としたのは悪質と見なし、刑罰を重くしたとしている。
(※1)
ポピー(“poppy”)、芥子の花。
11月11日の休戦記念日(第一次・第二次世界大戦の死者を追悼する記念日)に赤い芥子の花を身に着けるとされる。
(※2)
リー・リグビー(Fusilier Lee Rigby)
2013年5月22日、ナイジェリア系イギリス人のイスラム教徒2人組に殺害されたロンドン・シティーの連隊隊士。
(参照 : https://en.m.wikipedia.org/wiki/Murder_of_Lee_Rigby)
ソース
https://www.thesun.co.uk/news/2722460/shocking-moment-man-is-pushed-in-front-of-a-tube-train-at-bond-station-by-a-stranger/
(翻訳:ライターLloranda)
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