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 【イラク】モスールの街に駐在するイラク軍を自爆攻撃するISIS兵士、イラク軍だけでなく一般市民まで無差別に殺戮
0Lloranda★ 2017/01/24 07:53 10件 8102pv
イラクの首都バグダッドから北西225マイル、モスールはISISの中でも最も過激な兵士がいる所として知られている。
そのモスール北部の街中でISIS兵士が車に爆弾を詰め込んで突撃する様子を映したドローン映像が2017年1月3日に公開された。
巨大な火の玉と黒煙が街を覆う。
標的は街の東部に駐在する、アメリカの支援を受けるイラク軍だ。
Devastating Effect of Car Bombs - Filmed From A Drone (Mosul)
昨年10月中旬からイラク軍は、軍力を最大限使いISISの手に落ちた街を取り返している。モスール東部のいくつかの町は既に奪回に成功している。
しかしながらイラク軍の市民の安全を守る義務とは裏腹に、ISISはイラク軍のいる所を攻撃の対象とするため、結果的に市民が危険に晒されていることが問題となっている。
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(※)の調べによれば、モスールに陣取るISIS兵士は自分たちに与しない者を無差別に殺戮しているとのことである。
迫撃砲弾や爆発物で炙り出し、逃げ惑う市民らを射殺するのが兵士らのやり方だ。
市民からの談では、ISIS兵士は市民らに個人的あるいはラジオやモスクのスピーカーを介して、『隠れている奴らは(イスラム教)信者でないとし、イラク軍や同盟軍らとともに攻撃の対象とする』などと脅迫しているそうだ。
警察機関の報告では国外からもおよそ2万5000~3万人ほどのISIS志願兵が挙って殺戮に参加しているという。
アメリカがバックに付いたイラク軍が街の奪還に尽力しているとはいえ、モスールの状況は壊滅的であるといえるだろう。
(※)ヒューマン・ライツ・ウォッチ("Human Rights Watch")
アメリカ合衆国に基盤を持つ国際的な人権NGOでニューヨーク市に本部を置く。
世界各地の人権侵害と弾圧を止め、世界中すべての人々の人権を守ることを目的に、世界90か国で人権状況をモニターしている団体である。
("Wikipedia"より引用)
ソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4093126/Terrifying-drone-video-shows-devastating-effect-ISIS-car-bombings-Mosul.html
(翻訳:ライターLloranda)
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