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 【ブラジル】1974年サンパウロで起きたジョエルマビル大火災の映像 死者227名、負傷者500名


0GB★ 2017/04/03 17:06 10件 24586pv 


1.



 1974年2月1日、多くの会社員(当時756名がいたと言われている)が出勤していた午前8時50分頃、ノースタワー12階の窓上部に設置されていたエアコン室外機がショートして出火、午前9時10分頃には隣のビルからの連絡で消防署へ火災の通報がされた。炎はやがて窓を破壊し、12階の可燃性の内装を燃やしながら建物中央のエレベーター棟に延焼、階段の吹き抜けを通じて上階へ達した。


2.



日本で起こった千日デパート火災と同じように階段が煙突の役目を果たし、唯一の避難経路が早々に使えなくなった。

約300人ほどが火の手や煙が回る前に難を逃れたが、半数以上が逃げ遅れ171名が屋上に取り残された。

この時点ではサウスタワーまでは延焼していなかったが、ノースタワー12階の窓から激しく燃え盛る炎は強風に煽られ、やがて14階の窓を破壊するとさらに勢いを増し、サウスタワーに延焼、両棟の窓伝いに燃え広がった。


3.



午前9時30分頃に消防隊が現場に駆けつけ、消火活動を始めた時にはすでにビルは炎と黒煙に包まれていた。エレベーター棟の出入り口を通じ、屋上にまで火が迫っていたが、ヘリポートがないため屋上からの救出も困難であった。


4.



最初に出火したノースタワーを中心に逃げ遅れた被災者が飛び降り始めた。消防士が「CALMA」(落ち着いて)・「N*O SALTEM」(飛ばないで)等のメッセージを大きな布に書いたのをはじめ、多くの地上の人々が思いとどまるように被災者に呼びかけたものの20名が転落死した。 ハシゴ車で避難中の被災者を上から飛び降りた者が直撃し、一緒に転落する二次災害まで発生した。そして最終的に炎は屋上にまで到達し、避難した人のうち90人が救助前に焼死するという悲劇となってしまった。また、エレベーターで脱出しようとした13名も煙に巻かれて死亡し、遺体は身元が分らない位に炭化していた。


5.



この火災は午前中に発生したことから鮮明な映像が残されている。

炎は昼頃全ての物を焼き尽くした所でようやく鎮火した。上記のエレベーター内で発見された身元不明の遺体はビラ・アルピナ墓地に埋葬されている。

この火災の死者は227名に上り(179名及び188名説もある)、防火体制が不備な高層ビルで多くの死者を出す事例の1つとなった。


Big fire in Brazil- Building Joelma (1974)



ソース
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E7%81%AB%E7%81%BD



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3名無しの鬼意惨 2017/04/03 19:08

この動画好きやわ〜行き場を失った人間が、炎に追い立てられ飛び降りる・・・ワクワクするなっ(*≧∀≦*)b

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