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 【メキシコ】運送業者が襲撃を2度回避、女性殺し屋を返り討ちに 正当防衛が認定される
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翻訳/要約:ChatGPT
メキシコ・ベラクルス州ラ・チョアパスで、地元の運送会社経営者フアン・アントニオ・バウティスタ・ロペス氏が、女性の殺し屋(シカリオ)による2度の銃撃を受けながらも命をとりとめ、最終的に襲撃者を返り討ちにするという事件が発生した。事件は2024年10月25日に起きたが、本人が証拠映像をSNS上で公開したことで再び注目が集まっている。
事件当日、バウティスタ氏は自身の車両内にいた際、1人の女性が車のそばを通り過ぎた。その瞬間、女性はバッグから銃を取り出し、車内に向けて発砲。バウティスタ氏はかろうじて座席を倒して身をかわしたが、1発が首をかすめたという。
その後、バウティスタ氏は自力で地元の病院へ向かうが、そこで再び襲撃者と遭遇。すでに衣服を着替え、逃走用の車両に乗っていた女性と再び鉢合わせとなり、互いに銃を抜いて再び銃撃戦に突入。バウティスタ氏は彼女に向けて発砲し、首に命中させた弾丸が背中から抜ける致命傷を負わせた。
事件後に自ら出頭、「正当防衛」が認定。バウティスタ氏はその場に留まり、警察とベラクルス州検察の到着を待った。身柄を拘束されたものの、防犯カメラ映像や現場の証言などから、正当防衛が認定されたという。
事件後、同氏はSNSプラットフォーム「X(旧Twitter)」に襲撃の映像を投稿し、関与を疑われた別の事件について無関係であることを訴えた。加えて、自身が「みかじめ料(保護料)」の支払いを拒否したことが襲撃の動機であり、背後には権力者との利害関係が存在すると主張している。
犯人の身元判明も、黒幕は依然不明。襲撃してきた女性はタバスコ州出身のシカリオ(殺し屋)であることが判明しているが、事件の背後にいる「黒幕」や組織の全容は明らかになっておらず、バウティスタ氏はさらなる報復を懸念している。現在、同氏はベラクルス州検察に対し、引き続き事件の全容解明を求めている。


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