【インド】象と一緒に自分撮りしようとして象に踏み殺された男性

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2017/11/28 16:24　25件 15958pv　

2017年11月23日　17:00頃　インド北東部ウェストベンガル州ジャルパイグリ県にあるゴーウマーラ国立公園の南西端付近に位置するラタグリ森林での出来事

国立公園内を通り抜ける高速道路ＮＨ３１号線に1頭のゾウが現れ、人々は刺激しないように距離を取って車を止め、ゾウが森の中へと消えるのを待っていた中、1人の男性がゾウの方へと歩み出て来た・・・

Elephant kills a man he tries to get an up close shot

ゾウに襲われた男性は、サディク・ラフマーン　40歳

ジャルパイグリ市（映像の現場から25㎞程の町）の銀行で警備員をしている男性で、勤め先の銀行へと向かう途中、遭遇したゾウと一緒に撮影しようと車から降りて車列の前へと出てきた模様

その男性に気付き、すぐに男性の元へと歩き始めたゾウ

男性は携帯電話を持つ手を上げ下げし、撮影に夢中になって近付くゾウに気付かなかったのか逃げようともせず、ゾウになぎ倒され何度も踏み付けられて、道路の真ん中へと蹴り出されてしまった

居合わせた人達は興奮している様子のゾウに下手に近付く事も出来ず、大きな物音で気を逸らそうと声を出したりもしてみたが、それ以外成す総べなく・・・

ゾウは15分程後に森の中へと消え、襲われた男性は現場で死亡が確認された

森林局関係者は、
”この辺りは象がよく姿を現すポイントで、殆ど毎日この高速道路を横断しており、地元の人達は車から出たりはしないが、サディクは象に近付き過ぎて殺された”と話している

森林局の発表では”昨年1年間で84人が象に襲われ死亡した”とのこと

撮影に夢中になりゾウとの距離を誤認したのか、”もっとゾウをアップで”と欲張ったためかは分かりませんが、自分撮りしようとしてゾウに踏まれ命を落とす結果となってしまった男性