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【アルゼンチン】警察から逃走中の車に撥ね飛ばされた母親と赤ちゃん
0Dobot★
2016/02/05 09:21 7件 6624pv
2016年1月26日 午後 ブエノスアイレス州サン・マルティン
警察に追われていたシルバーの車が車道から逸れて道路脇を暴走し、
赤ちゃんを抱いた母親を撥ねた・・・
They stole a car, escaped and ran over a woman and her baby
61歳の男性を脅してシルバーのシボレー・アベオを奪い去った３人組の男性、
車を奪われた男性がすぐに通報し、警察は間もなく盗難車を発見して追跡するも、
パトカーの包囲から巧みに逃げ続ける犯人
盗難車は大通りで信号待ちの車列に前を塞がれ車道から逸れて道路脇を暴走し、
大通りを横断しようと信号待ちしていた歩行者達
（バス停付近のためバス待ちの乗客、としている所も）に突っ込み、
赤ちゃんを抱いた母親を撥ね飛ばした
その場で大きく撥ね上げられた赤ちゃん、
ボンネットに乗り上げ300ｍ程後に振り落とされた母親
犯人達は親子を撥ねた後も逃走を続けたが、駐車していたフォード・タウヌスに激突し、
車を捨て逃げようともしたものの、すぐ警察に取り押さえられた
車を奪いパトカーから逃走した挙句、母子を撥ねた犯人達は、
19歳２人と17歳１人の、３人の十代の少年
車を強奪するために使用した銃はオモチャで、警察はオモチャの銃を押収した
撥ねられた被害者は、ロクサーナ・バネサ・ロペス 33歳と、
娘のミーア 生後7ヶ月
母親は７ヶ月の赤ちゃんを抱き、４歳の息子と手を繋ぐなどして、
全部で５人の子供を連れて赤ちゃんのおむつを買い出かけ、
大通りで横断歩道の信号が変わるのを待っていた時に暴走車が突っ込んで来た
傍にいた他の子供達は掠めただけで済んだものの、
赤ちゃんを抱いたまま母親は撥ね飛ばされ、母親は意識を失い救急車で病院へ搬送
頭を打っていたが重度の外傷はなく、全身に擦り傷や打撲、右足首を捻挫するなど、
奇跡的に軽傷で済み、既に退院し自宅で療養中
（事故が発生したのは1月26日ですが、映像が公開されニュースとなったのは、
事故から3日後の1月29日で、大きな怪我なく済み退院したものの、
強打したため頭や胸の痛みが酷く療養しているようです）
大きく撥ね上げられた赤ちゃんも、顔に切り傷と僅かに腰を負傷した程度で済み、
激しく撥ねられたものの、奇跡的に親子共命に関わるような重傷もなく助かった、
として各ニュースで大きく伝えられた
（29日の時点では、赤ちゃんはまだ入院中）
だが、このニュースが話題になってすぐ後、
撥ね飛ばされた赤ちゃんは事故直後心肺停止状態だった事が判明
傍に居合わせた人が助け上げた時には赤ちゃんに呼吸がなく、
助け上げた人は自分が来ていたシャツを脱いで赤ちゃんを包み、すぐに蘇生処置を施した
蘇生処置を施した人は、心肺蘇生法の知識はあったものの、
実際にこういう場面に直面したのは初めてのため少し戸惑ったが、
救急隊もまだ到着しておらず必死に処置を続け、３分後、赤ちゃんが息を吹き返した！
その後赤ちゃんは病院へ搬送
（”赤ちゃんにも大きな怪我はなかった”とも伝えられているため、
撥ねられ地面に叩きつけられた時のショックで心臓麻痺を起こしたのかもしれませんが、
赤ちゃんはまだ入院しており、検査や経過観察中なのか詳細はない）
その場に居合わせすぐに呼吸がない事に気付いて蘇生処置を行い、
赤ちゃんを救ったのは、フアン・クルス・アメリセ 15歳
消防士のお父さんから蘇生処置を学んだ、そうです
1月31日、赤ちゃんの命を救ったまだ15歳の少年は”英雄”として、
ブエノスアイレス政府から表彰され、地元のサンマルティン市長からも、
奨学金が授与（高校が終わるまでの学費を補償）された、とのこと
オモチャの銃で61歳の男性から車を強奪し、
逃走中に赤ちゃんを抱いた女性を撥ね飛ばした３人の少年達と、
心停止状態の赤ちゃんに心肺蘇生処置を施し命を救った15歳の少年、
対照的な十代の少年達が話題となった事件
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