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 【フランス】稀代のアーティスト、3週間卵を温め続けついに孵化させる
0Lloranda★ 2017/04/21 20:50 7件 3560pv
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2017年4月19日フランス・パリ16区にある美術館『パレ・ド・トーキョー現代創造サイト』にて、アーティストが3週間の忍耐の末ついに鶏の卵を孵化させたことが伝えられた。
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芸術史の教授でもあるアーティストのアブラハム・ポワンシェバル氏(45)は同美術館にて3月末から22日間10個の鶏卵の上に座り続けるパフォーマンスを行なっていた。
手作りの日持ちする食料を持ち込み、卵を温めるため外套を纏ったポワンシェバルは1日のほとんどを卵の上で過ごしていたそうだ。
人生の中でひよこの孵化に注意を払った人が果たして何人いるというのだろうか?
誕生に至るまでの緩慢さ、生命のシンプルさ。
それが氏の表現の目指すところだったと思われる。
疲れを見せながらも孵化した雛に笑顔を浮かべる様子はまるで種を超えた本当の母親のようだった。
ポワンシェバル氏は熊の剥製の中で生活したり、今年3月にも1週間を12トンの岩の中で過ごしたりするなど、発想豊かなアーティストとして名高い。
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しかしながら今回のパフォーマンスは動物愛護団体PETAの苦言を買ってしまった。
PETAは親鳥のいない無機質な博物館の中で生み出され、おそらく展示品として晒されるであろう雛の状態を懸念しており、芸術に生きた動物を使うことはあってはならないと指摘している。
「雛は親鳥と相見えることもないのでしょう。
鶏は繊細な生き物ですので、雛たちには相当の負荷がかかることが予想されます」
果たしてこれはアートなのかと問いかけられている。
10羽のひよこたちはこの後ノルマンディーにある養鶏場へと連れて行かれる予定だという。
ソース
https://www.google.co.jp/amp/m.leparisien.fr/amp/culture-loisirs/video-l-artiste-abraham-poincheval-a-pondu-au-palais-de-tokyo-19-04-2017-6868248.php
(翻訳:ライターLloranda)
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