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 50連敗中の英国一弱いボクサー、それでもタイトルを目指す!
0ratafia 2014/02/10 23:44 0件 4004pv
ウェルター級のプロボクサー、ロビン・デーキン選手(27)は、2006年のデビュー戦で一勝を挙げたきり、一度も勝ったことがない。それ以来、12回のノックアウトを含む、負け続きだ。
「俺は、人間サンドバッグだ!」
と自ら認めているほど、とにかく殴られ通しだった。
記録的な敗北回数と健康上の理由から、デーキン選手はイギリスのプロボクサーライセンスを剥奪されてしまった。
だが、ドイツで試合をする許可を得たデーキン選手は、3月1日に、今度こそタイトル獲得を目指して、リングに立つ。
「俺はタイトルが欲しい。俺なんかがタイトルを獲得することはきっとないかもしれないが、俺はタイトル獲得に値する人間だと思う。ドイツでの復帰戦が、イギリス・ボクシング協会の判断を変えて、俺のライセンスを戻してくれることを期待しているんだ。ライセンスが戻れば、俺はまた夢を追い続けることができる。
ボクシングが俺のすべてなんだ。連敗記録には、俺の本当の能力が反映されていない。」
デーキン選手は、先天性内反足を持って生まれ、60回も手術を受けた。6歳になるまで、歩くことができなかった。
だがボクシングを始めるとのめり込み、アマチュア試合で75戦中40勝した。英国ユース・チャンピオンシップでは、セミファイナルまで進んだ。
しかし、プロに転向した後スランプに陥り、英国ボクシング史上最低の連敗記録を樹立してしまった。
ただ補足しておくと、デーキン選手が最低記録を樹立した理由の一つには、その試合数の多さにもある。
「有名なボクサーは、1年に1度大きな試合をするだけだからな。俺は、24週間に19戦もしたことがある。」
「俺は、自分に自信を持つため、皆に誇りに思ってもらうためにボクシングを始めた。俺は、まだやれる。」
ちょうど今、ソチオリンピックで、たくさんの選手たちが人々に誇りと感動を与えているが、デーキン選手の決して諦めない姿勢も、きっと多くの人々に感動を与えているに違いない。
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