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0ratafia 2013/12/14 23:47　0件 2795pv　

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レッズが、イチローを獲得する可能性が浮上した。外野の補強に乗り出しているレ軍は、トレードでヤンキースのガードナー獲得を目指したが頓挫し、ターゲットをイチローに変更した。

　ウインターミーティング最終日、球界関係者が「金銭面で折り合いがつけば最終的にイチロー（はレッズ）で落ち着くのではないか」と語った。

　レ軍は、秋信守外野手のＦＡ移籍が有力視される。そのため、フィリップス二塁手を交換要員として、ヤンキースの中堅手ガードナーを獲得するトレード交渉を進めてきたがこの日、ヤ軍側から拒否される形で交渉が頓挫。代わってイチローに照準を定めて更なる交渉を進める見通しだ。

　レ軍は来季からプライス監督が指揮を執る。００〜０６年にマリナーズで投手コーチを務め、イチローとは旧知の関係。打撃センスと守備、走塁能力を高く評価している。９日の監督会見では「足を使った野球」をテーマに掲げた。昨年９月にメジャーデビューした期待の若手ハミルトンの１番構想を語りつつも「若手には時間が必要。焦らせるつもりはない」と発言。ベテラン獲得に含みを残した。

　イチローの年俸は６５０万ドル（約６億７０００万円）で割高。だが課徴金制度（ぜいたく税）の負担を減らしたいヤ軍としては、年俸の一部を負担しても、イチローを放出するメリットはある。マーリンズとともに過去に日本人在籍がないレ軍。イチローが球団初の日本人選手となる可能性は十分ある。

　◆レッズの外野手事情　今季は中堅に秋信守、右翼にブルースを固定も、左翼はレギュラー候補だったルドウィックが４月から８月まで故障で戦列を離れたこともあり、固定できなかった。今オフＦＡとなった秋信守の流出が濃厚で、来季は今年９月にメジャーデビューを果たし、１３試合で１３盗塁した快足のＢ・ハミルトンが中堅の一番手。右翼はブルース、左翼はルドウィックや今季、同位置で４２試合に先発したヘイシーらがレギュラー候補となる。

　◆シンシナティ・レッズ　１８６９年に創立された米最古のプロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」が前身。ナ・リーグに加盟した１８９０年に現名に。ワールドシリーズ優勝５度。メジャー最多の４２５６本安打を放ったＰ・ローズらを擁し、１９７０から７９年にかけて地区優勝６度、リーグ優勝４度、ワールドシリーズ２度、制覇する強さで「ビッグ・レッド・マシン」の異名を取った。オーナーはロバート・カステリーニ氏。本拠地はグレート・アメリカン・ボールパーク（４万２０５９人収容）。