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 「父が、逮捕された」 中学生が書いた作文コンクール受賞作が衝撃的だと話題に


0SAYA★ 2015/12/06 21:10 16件 6110pv 



 読売新聞が主催する「全国小・中学校作文コンクール」で、第65回の文部科学大臣賞に選ばれた作文が衝撃的だと話題になっています。


 静岡県の中学2年生・高田愛弓さんが書いた「夢の跡」という作文。その出だしは「父が、逮捕された」から始まるあまりにも衝撃的なものでした。

 内容は愛弓さんのお父さんが「公職選挙法違反」で逮捕されたことによる一連の騒動と、それにともなう周囲や自身の心境の変化をつづったもの。家の前がマスコミに埋め尽くされ、次第に父が弱っていく様子や、その背景にある事実などを客観的な視点からしっかりとつづっており、支えてくれたクラスメイトや家族への感謝と信頼を表現しています。衝撃的な内容もさることながら、中学生とは思えないほど冷静で的確な文章にも注目が集まり、ネット上では「中学2年がこれを書くのか……」「作文コンクールでこんなん来たら腰抜かす」などと驚きの声が続出しています。

 サイトでは要約されたものが紹介されていますが、応募されたものは原稿用紙で80枚近いボリュームだったそう。講評でも「事実を伝えたいという強い思いが生んだ、類いまれな秀作」と賞賛されており、満場一致の最高得点での授賞となったそうです。


ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00000096-it_nlab-sci



▼要約分はこちら

「夢の跡」

静岡・静岡サレジオ中2年 高田愛弓(たかだ・あゆみ)

 父が、逮捕された。

 自宅には家宅捜索が入った。毎日「いってきます」と「ただいま」を繰り返す門扉は、マスコミ陣で埋め尽くされた。

 2015年5月26日、夕刻のことである。

 6人の警官が玄関先で卵のパックに収まっているかのように待機する中、母は親戚に電話をして、駅前のビジネスホテルを押さえてもらうと、祖母に連絡を取り、そこから叔母が私を迎えに行くように手筈(てはず)を整えた。

 テレビドラマでしか観(み)たことがないようなことが自分の家で起こっている。しかし、私はその現実を巨大なシャボン玉の中から眺めているような違和感でしか受け止められなかった。「渦中の人」は、台風の目の中にいて、時の流れが他と少し違うところにいるものなのだ。

 父の容疑は「公職選挙法違反」である。先に行われた市長選挙に、妹である私の叔母を立候補させ、告示前にもかかわらず、「事前運動」を行い、また、その際、ボランティアを雇い、その報酬として金を払ったことが「利害誘導」に当たるというのである。

 5月の連休明けに、叔母の陣営を手伝ってくれた市議が任意同行された。市議はその日のうちに逮捕され、マスコミは落選したうえ、違反者を出したと騒ぎ立てた。父はプロの選挙プランナーを雇っており、「選挙に落ちても違反は出すな」と細心の注意を払って取り組んできた。プランナーの決定事項イコール実行だったと私は聞いている。

 やがて父は不眠症になり、精神的にも追い込まれ、不安定な日々が続いた。そして、父は本当に逮捕されることになった。

 ホテルに到着すると、祖父母と合流することが出来た。なるべく普段通りに振る舞おうとする姿に、逆に痛々しいくらい私を気遣っているのを感じる。
 私は周りが心配する程弱い人間ではない。ただ、明日、学校に足を踏み入れるために、いつもの百倍、勇気がいることは確かだった。母は、「大丈夫。いつも通り、行けばいいよ」と両肩を軽く叩(たた)いた。

 一番初めに会ったクラスメイトは、「あ、高田さん、おはよう」と、いつもと全く変わらない笑顔で挨拶(あいさつ)してくれた。次に会った人も、その次の人も、クラス中が何も知らないみたいに、日常生活を与えてくれた。全員が自然な形で私と接してくれていることの中に、「分かっているよ」という言葉が込められているような気がして、張りつめていた神経がほぐれていくのを感じた。

 裁判所で保釈請求が受理されると同時に、父は起訴された。保釈当日はホテルに泊まり、翌日父は家に戻った。父は、私と母を片方ずつの腕で抱きかかえ、「本当によく頑張ったね。いろいろと迷惑をかけて、ごめんね」と言って、謝った。他にも様々なことを言っていたが、私は胸がいっぱいだったので、よく覚えていない。親から面と向かって謝罪されることなど、めったにないので、私はどうしたらいいか分からなかったし、照れくさい気持ちもあった。

 選挙は、踊り狂った祭りのように盛り上がって過ぎ去り、その後、頭から冷水をかけられたようにその「酔い」から興覚めした。膨大な資金を「選挙」という魔物に食われた。

 しかし、私自身は多くのことを学べたと思うし、精神的にも成長できたように思う。

 両親や家族を選ぶことはできない。しかし、私はここに生まれてきたことを感謝したいと思う。家族への信頼や愛情は、当たり前すぎて見えないが、大きな波が押し寄せてきたときに、どうやって自分たちを守ろうとするかで、くっきり、はっきり感じることができる。

 周りを見渡した時、この家族や親戚がいれば大丈夫。どんなことでも、これからも乗り越えられると思う根拠が、この顔ぶれにはある。

 立ち止まらなければ、必ず次に乗る船は見えてくる。私はそう信じている。
 2015年9月25日、父に懲役1年6か月、執行猶予5年の判決が言い渡された。


ソース
http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/sakubun/contents/post-445.php




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1名無しさん 2015/12/06 22:17

法律は守らないといけないが.....

これから家族みんなで支え合って、お幸せに。

羨ましいな。

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2名無しさん 2015/12/06 22:50

プロの選挙プランナーとかいう人、今どういう気持ち?
あんたの指示で動いてたら逮捕やで!!
相手陣営のスパイか?

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3名無しさん 2015/12/06 23:09

プランナーの決定事項イコール実行だったなら
実際の違反者はプランナーであり
知らずに実行したお父さんは詐欺に引っ掛かった
被害者的な立場ではないのか?

どうも日本の司法は納得がいかない判決が多い

プランナーが逮捕されているのなら
まだ理解出来るが、奴はどうなっているんだろうか?
また新たな被害者を出さない様に
顔と名前を公表した方が良いと思う。

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4名無しさん 2015/12/06 23:38

利害誘導罪がダメなことを分かって
いながら、ばれなきゃいいとやる親

同情を引き世間の感情緩和誘導を
図ろうと企む娘

カエルの子はカエルですわ

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5名無しさん 2015/12/07 00:46

なんでもばれたらごめんちゃいしとけばいいんやで

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6名無しさん 2015/12/07 03:50

文部科学大臣賞受賞となると中学生でもらしからぬ文章力なんだな

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7名無しさん 2015/12/07 06:45

そう言う家庭も現に在ると言う事だな・・・

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8名無しさん 2015/12/07 07:11

まあ野々村さんよ
自宅で引きこもってないで、この記事でも読め。

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9名無しさん 2015/12/07 07:43

原稿用紙80枚?
スゴいなあ
俺なんて卒論で90枚書くの死ぬ思いだったんだが

父は捕まったが、そこから得た物を糧にこの子は立派に生きて欲しい

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10名無しさん 2015/12/07 10:44

傷害罪や窃盗で捕まったわけではないから大丈夫。むしろ政治的な逮捕は大したもんだとオレはおもうけどね。

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11名無しさん 2015/12/07 11:57

卵のパックに収まっているかのように待機する中

こういう比喩表現されると読み物としては楽しいけど
緊迫さとか想いが薄れる

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12名無しさん 2015/12/07 13:33

そしてこの作文は母が書かせたものである。周りは騙されて賞を与えちゃったのね。

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13名無しさん 2015/12/07 16:27

いや、くどくない程度の比喩がむしろ心地いいとすら感じだが・・・

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14名無しさん 2015/12/08 02:10

逮捕された奴の記事が、この作文によって再燃しているが、これでよかったのか?
この親子は、誰にでも予想がつく展開が全く読めていない。
正直な話、格好のワイドショー的なネタ親子だ。

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15名無しさん 2015/12/08 13:31

4や12みたいな冷静なヤツが居て安心したが、米欄の騙され人数の多い事よ
やはり、日本人はお人好しが多い証か?

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16名無しさん 2015/12/09 12:46

事件を わざと再燃させているようにしか見えない。
事実、ことの詳細がネットを中心に拡大しているが・・・。
悲劇のヒロイン再び、という厨二病の香しい臭いしかしてこない。

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