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 「だてマスク」が流行する理由。「顔のパンツ」でプライバシーを守る。
0さーや◆qG5Uj1x8xc 2015/01/25 16:04 1件 3434pv
日に日に寒さが増し、道行く人もコートにマフラー、そして手袋と完全防備で歩いています。最近では、それに加えマスクをしている人も増えました。電車に乗ると、見わたす限りマスク、マスク、マスクなんて光景も。
今ではガーゼマスクは影をひそめ、使い捨て派が主流に。広がって顔にフィットするプリーツタイプや、立体構造の3Dタイプなどが隆盛を極めています。これなどは、鼻から口にかけて顔の半分がしっかりと覆われる設計です。
そのほか、香り付き、保湿効果付き、耳が痛くならない、めがねがくもらない・・・などまで。
本来は風邪をひいた人が、自分の呼気を周囲にまき散らさないためのものだったマスク。それが次第に、そうしたウィルスから自分を守るための予防に目的がシフトしています。春先には花粉症対策としても重宝されます。
ところが最近はその用途・目的がさらに多様化。女性の間では「マスクをするだけで保湿効果があって肌がうるおう」「すっぴんを隠せる」「紫外線対策」など本来の目的プラスアルファの効果も狙っている様子。美容アイテムとしても注目が集まっています。
さらには「防寒」目的も見逃せません。あまりの寒さに、覆えるところは全部覆おうと考えると、顔だけは無防備になりがち。そんなときに便利なのがマスクというわけ。
このような「風邪も引いてないのにマスクをつける」というのは、「目が悪くないのにメガネをかける」のと同じ。いわば「だてマスク」とも呼ぶべき習慣です。
この習慣には、これまで挙げた目的以外にも、ある微妙な深層心理が隠れています。
それは「自己防衛本能」。
周囲の世界と自分を遮断することで、自分を安全な立場に起き、余裕を持って外界と接することができる。顔を覆い尽くすことで、他者からの視線も逃れることができるいっぽうで、自分は相手のすべてをチェックすることができます。
電車の中でも、歩いていても、マスクさえあれば、そこ(顔付近)は一気に自分だけの場所になります。「話しかけられたくない」「話したくない」「表情を見られたくない」「匂いをかぎたくない」という気持ちが高まり、どんどん「引きこもる」ことに。
しかも、はた目には「本当に風邪を引いている」のか、「コミュニケーションを拒否している」のか分からないので、目眩まし効果も抜群。周囲から突っ込まれても「いや、ちょっと風邪の予防で……」と言い訳できるのも、ありがたいポイント。
まさに、一度つけたらやめられない禁断の果実的な魅力があります。
それは他者とのわずらわしいコミュニケーションをシャットアウトすること。
自分はなにかに熱中しているし、あなたと関わりを持てる状況にないですよ、ということをアピールできる……。最近のヒット商品には、こうした「コミュニケーション遮断」をサポートする要因が含まれています。
いつもスマホをいじることで、話しかけられずにすむ。
ヘッドフォンで耳をがっちりと覆うことで、耳と気持ちをガードする。
サングラスで目元を隠し、誰だか分からない匿名性をキープ。
それに加えて「だてマスク」をすれば、鼻も口も快適に保たれて他者の侵入を阻むことができる。こうして、頭の先からあごの下まで完全ガードが完成します。
「海外の人から見ると、マスクだらけの東京の街は異様」などいう批判をよそに、「だてマスク」の勢いはとどまるところを知らない様子です。
ソース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iotatatsunari/20150124-00042511/
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