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0ratafia◆thgr35Omc6 2014/07/13 00:09　0件 3220pv　

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フラン・カポさんは、尋常じゃなく早口だ。1分間に600百単語を話すことが可能で、1秒間だけで11単語を話し切る。童話『3匹の子豚』は、僅か15秒間で読み切ってしまう。

フランさんが最速モードで童話を読んでくれても、きっと早すぎて何も理解することができないだろう。



フランさんは「世界で一番早口な女性」のギネス世界記録を持っており、自身の記録を2回も更新している。

ニューヨーク出身のフランさんは、元々早口だった。
「子供の頃から、私は早口で話し始めていました。」

大人になったフランさんは、コメディアンとして、キャリアを開始し、ショーの中で得意の早口を披露した。
それでも、まさか世界記録を樹立しようなんて、考えてもいなかった。

だが、フランさんの早口テクニックを聞きつけた新聞記者が、インタビューで、
「目標は何ですか？」
と聞かれた時に、何も頭に思い浮かばなかったので、思わず、
「世界で一番早口な女性として、ギネス世界記録に載ることです。」
と言ってしまった。

翌日、インタビューの内容が記事になると、今度はテレビ局から連絡が来て、
「是非、世界記録挑戦の様子を生中継させてほしい」
と言われた。
後に引けなくなったフランさんは、あれよあれよと言う間に、本当に世界記録に挑戦することになってしまった。

勝負強いフランさんは、見事世界記録を樹立した。
すると今度は、
「次は、シェークスピアか聖書を暗唱して下さい。」
とリクエストが来た。

要望に応えるため、フランさんはかつて母から教わった聖書の第91節を暗記し、ストップウォッチを持って、何度も何度も早口で練習した。

そして、2回目の世界記録も見事に更新した。この時は、1分間に585単語を暗唱した。
続いて1990年にも、603単語から成る17世紀のイギリスの文章を54.2秒で読み上げ、また記録を更新した。

しかし、フランさんは自分に早口の才能があったのだとは思っていない。ニューヨークとう街、コメディアンという職業と状況が、世界一へと導いてくれたのだと考えている。

「（できるかできないかを聞かれたら）私はまず、『YES』と答えます。その後に、どうやったら有言実行できるかを考えます。」

そして自分に訪れた新しい状況を常に楽しみながら、フランさんは人生の一瞬一瞬を大切にしているという。




ソース
http://www.terrafor.net/news_s6TvWPmSGw_775.html