【マレーシア】母親の傍で、幼児がエスカレーター手摺りで転落事故

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2015/04/13 18:45　36件 58275pv　

2015年4月3日　マレーシア、クアラルンプール、パドゥ地区
クナンガ・ホールセール・シティ・モール（Kenanga Wholesale City mall）

5歳と6歳の娘を連れて買い物に来ていた女性、
2階フロアで買い物を済ませ、エスカレーター付近で立ち止まった

自宅に帰った夫が、妻と娘たちが見当たらなかったため、妻に電話
夫：どこにいるの？
妻：友人と一緒に子供達と買い物に来てる
夫：そんな話聞いてないよ？　どこ、迎えに行こうか？
妻：バスに乗って帰る
などと夫婦で会話しながら、母親はエスカレーターの所まで、
歩いて来て立ち止まった

降りるつもりだった2人の娘たちは、
電話が終わらない母親に、エスカレーターに乗るのを止められ、
退屈そうに目の前にある、下りエスカレーターの手摺りベルトを触りながら遊び始めた

母親は夫との電話を終えた後、メールでも確認しているのか、
電話をしばらく触って、バッグへ片付けた頃、
娘の1人が、手摺ベルトに引っ張られ、
フロアの柵とエスカレーターの間の僅かの隙間に、
引き摺り込まれるように体を持って行かれ、転落

母娘がいたのは2階のフロア、しかし、
マレーシアはイギリス式なので、日本の3階に当たり、
エスカレーター脇は地下2階まで吹き抜けとなっていた

転落した少女は、Nurhayada Sofia Musa　6歳

５階分、約70ｍとも伝えられている高さを落下し、
救急車も呼ばれたが、重度の頭部外傷を負い現場で死亡が確認された

電話を切った数分後、再び妻から電話が掛かってきて、
”娘が死んだ”と聞かされ、信じられなかった夫・・・

手が届きそうな程傍にいた娘がエスカレーターに持って行かれた事を、
携帯電話に気を取られて気付き遅れ、娘の命を失ってしまった母親。