南米チリで、首都サンティアゴの地下鉄運賃値上げをきっかけにした反政府デモが全国的な暴動に発展している問題で、内務省高官は２３日、新たに４歳児を含む３人の死亡が確認されたと発表した。１８日に過激化した抗議行動に関係する死者は少なくとも１８人に達した。

　地元メディアによると、同国中部サンペドロデラパスで２２日夜、デモ隊に飲酒運転の車が突っ込み、４歳児を含む２人が死亡した。当時、夜間外出禁止令が出ていたという。サンティアゴでも新たに１人の死亡が確認された。

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102400022&g=int