---

0Lloranda★ 2016/12/08 20:51　12件 9774pv　

---

アメリカ合衆国サウスカロライナ州北東部に位置するマートルビーチ・サファリに、スグリーヴァと名付けられたチンパンジーが飼育されている。
このチンパンジーがバーチャルリアリティで遊んでいる様子が映された動画がインスタグラムに投稿された。





投稿したのは絶滅危惧種及び希少種研究機関(TIGERS)の創始者であるドク・アントル氏である。
アントル氏はまずチンパンジーのスグリーヴァにバーチャルリアリティで遊ぶ人間を観察させ、その後自らに装着させた。
動画ではHTC Viveのバーチャルリアリティヘッドセットを着けたスグリーヴァが仮想現実内の何かを掴もうとする動作を見せている。





チンパンジーが楽しんでいるような微笑ましい映像に、しかし専門家らは慎重な姿勢である。
バーチャルリアリティは平衡感覚を失うことで引き起こされる目眩など、多数の副作用を持つことで知られている。

トロント大学環境倫理学者でありカナダ類人猿同盟の代表者ケリー・ボウマン氏は、「この動画は問題です。子どもでも人間ならそれが何か説明できますが、チンパンジーたちには自分に何が起こっているか理解できないでしょう。彼らの脳は人間のものとは異なります。バーチャルリアリティはわたしたちの気が付かないような影響を脳に引き起こすかもしれません。このチンパンジーが非常なストレスを感じているとは断言しませんが、平衡感覚は失っているようです」と述べる。

また、密室内でのトレーニングがチンパンジーを必要以上に状況に対して従順にしており、不快感を感じたとしても拒否できなくなっている可能性があることも指摘している。

これに対しマートルビーチ・サファリは、バーチャルリアリティを使用した遊びはチンパンジーに豊富な経験を与えると主張している。

動物愛護団体からは、残酷だ、酷い罰である、チンパンジーはバーチャルリアリティを楽しんでいないなど、非難轟々であるようだ。


ソース
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3959068/Backlash-bizarre-video-showing-chimp-trying-VR-headset-reaching-grab-virtual-objects.html


(翻訳:ライターLloranda)

9名無しさん 2016/12/09 09:19

---

科学実験でどこまで出来るのか、調べる目的ならいいけど
単純に思いついたから遊ばせた、みたいなノリだったら氏ねばいいよ