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 福島の被災地に侵入した写真家 時が凍り付いた街の写真
0Lloranda★ 2016/07/17 16:37 17件 9938pv
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マレーシア人写真家ケオウ・ウェー・ローン(27)は2016年6月、友人のシェレナ・グとホリ・コウジを伴い福島県の被災地の探索を決行した。
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目的地は福島大震災の爪痕が残っており、未だ封鎖中の富岡、大熊、浪江、双葉の4都市である。
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福島県が8.9マグニチュードの地震と大津波に襲われ、チェルノブイリ事故以来の最悪の原子力災害に見舞われてから既に5年が経過している。
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しかし福島第一原子力発電所周辺を含む多くの地域では2011年3月11日からカレンダーが捲られていないままだ。
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コインランドリーの乾燥機にはもう十分乾ききった衣類が残され、棚にも引き取り手のいない荷物が置き去りにされている。
永遠に売れることのない新聞紙は5年前のニュースを掲載し続けている。
「福島は手付かずのゴーストタウンのようだ」
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福島第一原子力発電所周囲20km圏内は2011年4月22日から現在まで封鎖中で危険区域にリストアップされている。
危険区域とは放射能が最も高レベルの区画で、警備で固められている所を指す。
ローンたちはそちらへの侵入も試みた。
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ローンたちの滞在中、危険区域の道路の電子板によると放射能レベルは4.8-6.5ミリシーベルトと未だに高かったものの、彼らは汚染空気対策のガスマスク以外、防護衣類は一切身に着けずに臨んだ。
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高レベルの放射能のため滞在できる時間には制限が設けられている。
ローンたちは警察に補導されないよう、侵入を深夜1時頃に設定した。
危険区域に入った途端、ローンたちは化学薬品のような異臭を感じ取り、両目が焼けるように熱くなる感覚を覚えたそうだ。
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立入禁止区域は手付かずのまま放られており、ブティックやショッピングセンターは2011年のまま変化が見られない。
買い手のいない商品もそのままだ。
パチンコ店には本や貴重品が置きっ放しになっている。
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ショッピングモールの中は時間が凍り付いたようで、不気味な静けさが漂う。
道路に出れば、歩行者も車も走っていない中、信号機だけが規則正しく作動している。
「今まで見た中で最もぞっとする場所だった」
まるでヨハネ黙示録に登場する世界の終焉の後に紛れ込んでしまった侵入者たちは、自分たちの目にした光景についてそう語った。
Fukushima's exclusion zone five years after the nuclear disaster
ソース
http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-3686045/Abandoned-shops-discarded-laundry-traffic-lights-signalling-streets-Eerie-images-inside-Fukushima-s-exclusion-zone-five-years-nuclear-disaster.html
(翻訳:ライターLloranda)
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