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 「(受賞について)全く喜んでおりません」三島賞を受賞した蓮實重彦氏の記者会見が震えるほど殺伐極まる
0SAYA★ 2016/05/19 06:58 23件 13189pv
5月17日、新潮文芸振興会による文学賞、三島由紀夫賞と山本周五郎賞の受賞者発表および受賞者の記者会見が行われました。このなかで、三島由紀夫賞を受賞した蓮實重彦(はすみしげひこ)氏の記者会見があまりにも殺伐としていると話題になっています。
最初に司会から「三島賞受賞を受けて今のご心境は」という質問を受けると、「ご心境という言葉は私の中には存在しておりません。ですからお答えしません」と蓮實氏。もうこの時点で、地獄の門が開いてしまった感じです。
この後の質疑も、「本日蓮實さんはどちらでお待ちになっていて、連絡を受けたときにはどのような感想を持ちましたでしょうか」という質問が出れば「それも個人的なことなので申し上げません」。「三島賞の候補になられたときお断りになられるのではないかと思ったのですが、どのような思いで今回候補になると決められたのでしょうか」という質問にも「それもお応えいたしません」との回答。
その後も、
「質問ならば簡単におっしゃってください」
「(司会の「他に質問は」という言葉に対して)ないことを祈ります」
「(受賞について)全く喜んでおりません。はた迷惑な話だと思っています。」
「選考員が蓮實を選んだのは暴挙で迷惑な話」
「ばかな質問はやめていただけますか」
「(受賞した自著に)フィクションを研究している者ならいつでも書けるもの」
「おっしゃることと質問がかみ合ってません」
などなど、聞いている方が白目をむきそうな回答と発言を連発。会場の空気がどんどん重くなる一方で、コメント欄は草がいっぱい生えていました。面白いというか、もう笑うしかないというか。
コメントでは、「受賞者が選考を批評しているという事態」「ただ今事故発生中」「爆笑」「こんなのが上司だとたまらんなw」「なかなか難易度の高い会見ですね」「感動して涙出てきた」「これは伝説の会見」といった声が上がっていました。しかし、質問に一切答えていなかったというわけでもなく、小説の内容に関する質問には普通に答えていました。単純に、個人的な質問に答えたくなかったようです。
「馬鹿な質問はやめていただけますか」第29回三島由紀夫賞発表の瞬間&受賞者記者会見、蓮實重彦『伯爵夫人』
ソース
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1605/17/news132.html
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